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四季の移り替りを身近な草花や風景の写真で綴ります。

2011‐2‐6   ヴィヴァルディ  四季 Ⅰ

協奏曲集「四季」  ヴィヴァルディ作曲 LPで、フェリックス・アーヨ版 イ・ムジチ合奏団演奏  

協奏曲 第1番ホ長調 RV269[春」   協奏曲 第2番ト単調RV315「夏」

協奏曲 第3番ヘ長調 RV293「秋」   協奏曲 第4番ヘ単調 RV297「冬」

バロック音楽ブームの火付け役ともなったイ・ムジチ合奏団演奏ガ演奏する「四季」

イタリアの作曲家ヴィヴァルディ(1678〜1741)は、多くの弦楽器のための協奏曲(330曲)を作っています。

「四季」はその中で、1720年頃作曲されたヴァイオリン協奏曲集<和声と創意への試み>の

第1番から第4番の4曲を指しています。

4つの曲にそれぞれ、春、夏、秋、冬という表題をつけ

各曲の冒頭に音楽の内容を表すソネット(短詩)が書き込まれています。

ヴィヴァルディの自然に対する愛と喜びが謳いあげられたこの協奏曲集は、

田園協奏曲」と呼ばれ、のちのロマン主義音楽家たちの標題音楽の先駆的作品になりました。

フェリックス・アーヨがヴァイオリンのソロパートを弾くこのイ・ムジチ合奏団の演奏は、

何時聴いても季節の移ろいを感じさせてくれる名演奏ですね。
私は、「夏」と「冬」が、特に好きです!

たくさんの人の心を魅了しましたが、いかにも古典的な演奏です。

最近の古楽器の演奏スタイルとは、ずいぶん異なっているらしいですね。