hoop-photolife

四季の移り替りを身近な草花や風景の写真で綴ります。

2011-01-01から1年間の記事一覧

2011-11-5 チェリストに乾杯!

今年のボジョレーヌーヴォーは、11月17日だそうですね。 赤いベゴニアの花を、ワインに見立てて、 私が三十数年の年月に演奏を聴く機会を持ったチェリストさんたちに乾杯を捧げます! 最初にチェロというウ楽器の演奏を、意識して聴いたのは、ベートーベ…

2011-10-24 白洲正子   古典の細道

新潮選書の中の「古典の細道」という白洲正子さんの著書 古典人の辿った小徑を歩き、日本人の心の在り処をさぐる という副題が付いています、 倭建命、在原業平、小野小町、建礼門院、平維盛,花山院、世阿弥、蝉丸、 継体天皇、磐之媛皇后、惟喬親王、東福…

2011-10-22  桂文我独演会演目「ぼうふり虫」  井原西鶴作/三田純市脚色

10月20日(木)桂文我独演会が大阪国立文楽劇場(小ホール)であリ、三田から聴きに行ってきました。この会は、毎年、秋の文化庁芸術祭参加作品で、 桂二乗 開口一番「癪の合い薬」 桂文我 「ぼうふり虫」 桂まん我 「たいこ腹」 桂文我 「代書」 桂文我…

2011-10-21 ブラームス 

長時間露光で、印画紙に焼き付けるように、ブラームスの作った曲を 毎日聴いています落ち着いて、渋い雰囲気が印象的なブラームスの楽曲交響曲 第1番ハ短調 OP68 第2番二長調 OP73 第3番ヘ長調 OP90 第4番ホ短調 OP98 チェリビダッケの指揮 ミュンヘン・…

2011-10-1 萩の花

日中、日のある間は暑いのですが、三田では、朝夕の冷え込みに秋の訪れを感じていました。昨日の雨の後、急に空気が澄み、空も高くなったようで、いよいよ本格的な秋の到来ですね。 写真は庭に咲く萩の花です。数年前に友人の裏山から、頂いて植えました。毎…

2011-8-31 ポーチュラカ

ポーチュラカの花 玄関の門扉の横できれいに咲いています。乾燥気味に育てるのが良いそうなんですが、夕方から夜に掛けて水を鉢底から出るくらい、たっぷりあげておくと、翌朝、日が当たりだす頃、こんなにもきれいに咲いてくれます。今日は、何色が一番たく…

2011-8-29 上方落語 代書

四代目桂米團治師が創作した新作落語です。昭和10年代 大阪東成区今里で副業として営んでいた代書屋の経験を基に作られました。 1939年4月に初演され、原点は1940年5月発行の 第46集 「上方はなし」に掲載されています。その後、三代目桂米朝師に…

2011-8-1 黒いオルフェ

バーデン・パウエル ギター CDで デクスター・ゴードン サックス CDで 映画「黒いオルフェ」の挿入歌、「カーニバルの朝」という曲名でも演奏されます。甘く切ない旋律が印象的で、映画のストーリーによくあっていました。ブラジルの至宝と呼ばれたパウエ…

2011-7-19 泰山木の花

泰山木の 泰山木の花さきしは なほ昨日のごとし かの寄宿舎の窓べに ある日ふと その花のさきしは なほ昨日のごとし そのかみの友 半ば戦に死し 身はひとり かくも拙く老いはてぬ ことなべて 終わらんとして思い出は なほ昨日のごとく新らし かの花や かの青…

2011-6-24 紫陽花

今年は雨の日が多いせいか、庭の紫陽花がきれいに咲いています 5、6年前から挿し木で増やしてきました。この季節、2節ほど切って日陰の地面にさしておけば、簡単に付きますね花芽は今年咲かなかった枝の先についているので、咲かなかったといって切ってし…

2011-6-23 小鉢

19日の日曜日、兵庫陶芸美術館に行きましたが、 その前に、立杭焼の窯元を一軒尋ねました。 陶の郷の向い辺り、丸一窯の市野悦夫さんの工房です。もう20年以上のお付き合いですが、最近は息子さんも一緒に作陶されています。 丹波立杭焼にしては、繊細な…

2011-6-22 ひょうごの古陶遍歴

会期 2011年6月11日(土)〜8月28日(日) 会場 兵庫陶芸美術館篠山市今田町にある兵庫陶芸美術館で企画展が開催されていて19日の日曜日行ってきました。三田からは、車で地道でも30分ほどで行くことができます。この日は高速料金1000円の…

2011-6-17 田んぼのアトリエプロジェクト

苗代を見て来し 心美しき 松本たかしの句 青々とした早苗が、田んぼを渡る風にそよぐ頃、里山の風景は格別美しいですね。日に日に成長していく様子を見ることができるのも、田舎暮らしの喜びの一つです。松本たかしが詠んだ句そのままに、田んぼ一面の新緑に…

2011-6-18 田んぼのアトリエ  七夕飾りを作ろう

今日、梅雨空の中、藍本の「田んぼのアトリエ」ヘ行って来ました。 新宮晋さんのオブジェが、山と田んぼの緑に囲まれて、心地よい風景を創っていました。大きな空間に投げ出されtて、異次元の世界を楽しみましたが、子供のようにはしゃいで自然と気持ちが高…

2011-6-16   落語 宿屋仇

上方、関西では「宿屋仇」 江戸、東京では「宿屋の仇討ち」「甲子侍」といい。ほぼ同じ内容の噺があります。宿屋に泊まった町人とお侍が巻き起こす騒動で、筋は、いたって簡単。オチも単純なのですが古典落語の醍醐味を味わえる一席なので、紹介します。上方落…

2011-6-8 蛍

勢田の蛍見 二句闇の夜や 子供泣き出す 蛍舟 凡兆蛍見や 船頭酔て おぼつかな 芭蕉 去来、凡兆編の「猿蓑」に夏の部の句として所収されています。ともに元禄三年に詠まれたものです。前書きに「勢田の蛍見二句」とあるように、滋賀県大津市、琵琶湖の南端から瀬…

2011-6-4 五嶋みどりと若き演奏家たち

ベートーヴェン 弦楽四重奏曲 第5番イ長調Op.18-5シューマン 弦楽四重奏曲第3番イ長調Op。41No3 コンサート ミュージック、シェアリングの活動報告コンサートが昨日、6月3日」、大阪フェニックスホールであり、行ってきました。五嶋みどり…

2011-5-7 ゲリー・カーの思い出

無言歌集 メンデルスゾーン作曲 ゲリー・カーのコントラバスで CD メンデルスゾーン(1809〜1847)は、歌のない歌、無言歌と呼ばれる、たくさんのピアノ小品曲を作曲しています。本来は旋律楽器でないピアノの左手の伴奏に右手でメロディを歌のよ…

2011-4-29 春たけなわ

たけのこや 稚なきときの 絵のすさび 松尾芭蕉うきふしや 竹の子となる 人の果て 松尾芭蕉今年も、そろそろ、竹の子の季節です。春の味覚に竹の子は、欠かせませんね。 わかたけ煮、木の芽和え ふきと竹の子の煮物 そして竹の子ご飯。いろいろな料理が浮かび…

2011-4-28 ニュウタウン建設

30年前、三田市は旧市街地から北に広がる丘陵地の雑木林を開いて宅地を開発し、広大なニュータウンを作りました。JR福知山線の複線化に伴い交通の利便性が増したこともあって、ウッディタウン、フラワータウン、カルチャータウンと名づけられたニュータ…

2011-4-27 阪急今津線

今、関西で話題の映画「阪急電車」に出てくる宝塚駅から今津駅までの支線の名前です。その間電車は、六つの駅を15分でつなぎます。結婚して32年になりますが 結婚式もあの宝塚ホテルで挙げました。クラシカルないいホテルですね。ほぼ20年の年月を、こ…

2011-4-26 室内楽を二人で

最近、室内楽の分野でも、カルテットを聴くことが多くなりました。少し前までは、室内楽といえば、チェロやヴァイオリンの独奏曲か、ピアノとのデュオがほとんどでした。東京カルテット、JSQ(ジャパン・ストリング・カルテット)、 澤クヮルテットなど、往…

2011-4-23 シューベルト

弦楽四重奏曲第15番ト長調 作品161 D.87 CD ヨーヨー・マ(チェロ) ギドン・クレーメル(第1ヴァイオリン) ダニエル・フィリップス(第2ヴァイオリン) キム・カシュカシアン(ヴィオラ)1985年ニューヨークでのライブ録音です。先日クレー…

2011-4-21 加藤登紀子 神戸スペシャル チャリティーコンサート 

3月11日東北地方を襲った巨大津波は、人々の暮らしに甚大な被害を与えました。震災直後、加藤登紀子さんは、「今どこにいますか」という曲を作り、困難にあわれた人々を想い、力強く励まされましたね。その後、被災地に入り精力的に支援活動をされていま…

2011-4-18 記憶

メモリー 秋吉敏子 CD Hope 収録 世界のジャズピアニスト、秋吉敏子さん。あえて女性のとは、付けないで紹介できますねロングイエローロード 孤軍 シックレディーなど懐かしい曲が想い浮かびます。ビックバンドを率いての演奏スタイルを長らく続けて来…

2011-4-13 赤い靴

赤い靴は、作詞野口雨情 作曲本居長世 1922年 (大正11年)に作られた童謡です。私が歌詞と曲を合わせて、頭の中にイメージさせて憶えた最初の歌です。どんな風に、誰と、何時にとは、もうよく覚えていませんがきっと小学校や幼稚園に入る前だったので…

2011-4-11 ギドン・クレーメル  トリオコンサート

演奏曲目 シュニトケ; ショスタコーヴィッチ追悼の前奏曲 (ヴァイオリン独奏とテープ)J.Sバッハ; シャコンヌ(無伴奏パルティータ第2番二短調)ブラームス; ヴァイオリンソナタ第3番 2短調ヴィクトリア・ポリェーヴァ; 「ガルフ・ストリーム」ショス…

2011-4-9 桜

散らす時 桜はあまりましろしと 寒げに云える 夕ぐれの風 与謝野晶子 今週のお題「桜」について書いておこうと思います。毎年 春になって一番の楽しみは、桜見物、お花見ですね。 あちらこちらの桜の名所はたくさんの人で賑わいます。しかし、世間の賑わいに…

2011-4-8 白木蓮                                         

あわれしる おさなごころに ありなしのゆめをかたりて あまき香にさきし 木蓮その花の散りしわすれず 三好達治 木蓮の花が好きです。庭に植えていますが、、日当たりがあまりよくないため 植えてもらった年 葉っぱが団扇のよううに丸く大きくなりました ビッ…

2011-4-8 花まつり

おほらかに 此処を楽土とする如し 白木蓮の高き一もと 与謝野晶子 今日4月8日は、釈尊、お釈迦様のお生まれになった日です。仏教では、花まつりといって、お釈迦様の像に甘茶をかけて誕生を祝います。生まれて間もなく、お釈迦さまは、天上天下唯我独尊と…