hoop-photolife

四季の移り替りを身近な草花や風景の写真で綴ります。

2011-6-22 ひょうごの古陶遍歴

会期 2011年6月11日(土)〜8月28日(日) 
会場 兵庫陶芸美術館

篠山市今田町にある兵庫陶芸美術館で企画展が開催されていて

19日の日曜日行ってきました。

三田からは、車で地道でも30分ほどで行くことができます。

この日は高速料金1000円の最終日で、みんな遠くへ行かれたのか、

美術館は、私達夫婦のほぼ貸切状態でゆっくり鑑賞することができました。



但馬、丹波、摂津、淡路、播磨 の五つの国(ブロック)別に
出石焼、古丹波、王地山焼、三田焼、有馬焼 民平焼 東山焼 と

兵庫県の主な陶磁器の焼き物が紹介されています。

その中でも丹波焼は、陳列品も多く、黒丹波 白丹波 赤土部と名品がずらりと並んでいて、
見ごたえがありました

三田青磁は、数点、蓋つきの入れ物に目が留まりました。

最近は、焼き物自体の良し悪しよりも、それを使っていた人々の暮らしぶりや、文化の高さを思うようになってきました。
三田に住むようになり土地や町に対して愛着を持つようになったからでしょうか?

時代の変遷や外国との産業としての関わりなど、いろいろな視点でひょうごの古陶磁器を

見直すことのできるいい企画展だと思いました。



立杭焼きの里と背後の山を一望できる広いサンデッキで、しばらく休憩。ここも私達二人だけでした。

鳥の声を聴いているうちに、二人ともつい、うとうとしてしまっていました。

鳴き声は、「東京特許許可局」とはっきり聞こえました。
ホトトギスの鳴き声らしいのですが、あんなに何回も聞いたのは初めてでした。