hoop-photolife

四季の移り替りを身近な草花や風景の写真で綴ります。

2011-2-11  一輪草

しろくすずしく

しろくすずしく誇りかに

雲のとびかふ嶺にさくを 一輪草と申すなり

わが老いらくの日もかかれ                  三好達治の詩


朝方からの雪で、起きると一面ま〜しろっです。

日光が雪に反射して一層明るく感じます。

一月に降った雪とは違って、ふんわりとしたやわらからな雪が

屋根や樹木の枝に積もっています。

午後の日差しに、もう早とけ始めました

三好達治は、幼少の頃、三田の妙三寺に預けられて育ちました。

達治の原風景が、三田の自然や景観にあると思えば、うれしいです。

白い花を謳った好きな詩、幾つもあります。

雪の日の今日、ふと、この詩を思い出しました。