2012ー3−12 小鉢
昨日は 三田駅前商店街にある陶磁器店にキッピーモールに行った帰り、
急須と湯のみ茶碗5客、求めに行きました。
お店の中を見て歩いていると、見覚えのある小鉢が2碗置かれていました。
三田に住むようになり、今年で13年目になります。
引っ越してきた年の12月、初めて行った「せいもん市」で買った小鉢です。
茶碗蒸しにも、和え物 お浸し、酢の物にもと、何にでも使えて重宝しています
最近、倉庫に残っていたのを出してきましたと、言っておられました。
お店の奥さんに「よく12年も、割らずに使って貰っていたわね」と感心してもらいました。
新しいのと古いのの区別、ほとんど変わりませんが、底の釉薬が掛かっていない所が茶色くなっていて
夜中に、キッチンハイターをつけて、ごしごし磨くと、新品になりました。
17年前の阪神大震災で、持っていた食器がたくさん割れてしまって、
引っ越してきて間なし、少しづつ買い揃えていました。
好きな陶磁器を眺めていると、あっという間に年月は経ってしまいます。
変わらないものが、私の場合、心を安定に保ってくれます。
買い求めた時のいきさつや、その頃の家族の様子など
一つ一つに思い出があり、変わらない日々の暮らしに感謝しながら大切にしています。