hoop-photolife

四季の移り替りを身近な草花や風景の写真で綴ります。

2011-2-4  芭蕉の句

冬籠もり またよりそはん このはしら   松尾芭蕉

やまざとは まんざい遅し 梅の花   松尾芭蕉


柱に寄りかかって、ただ過ごす冬籠りの毎日。今だったらさしづめ、テレビかPCでしょうけれど

立春ともなれば、ちらほら梅の便りも聞こえてきます。


賑やかな歌や踊りで新年を寿ぐ三河万歳、

まんざいの一行が市井の町なかから山里に辿りつく頃には、もう梅の花が咲いていました。

春の訪れが遅い山里では、三月ごろになるのでしょうか。

梅のほか、山茱や万作、蝋梅、三椏、辛夷
など次々と木々に花が咲いて、美しい季節になりますね。