2011-3-3 親心
わが子等を 鳥のたぐひに思いつつ この砂山に来たれよと待つ 与謝野晶子
思ふ子は 魚の族か とらへんとすれば ささまよく鰭ふりて逃ぐ 与謝野晶子
楽しげに 子らに交じりて くだものの紅き皮むく 世のつねの妻 与謝野晶子
なげくこと 多かりしかど 死ぬきわに 子を思うことよろずにまさる 与謝野晶子
与謝野晶子の歌です、鉄幹との間にたくさんの子供を儲けた晶子の母としての心情が伝わってきます。
熱烈な情熱で、一人一人子育てに励んだのでしょうか?
若い時から晶子の歌は好きで、年代に応じた歌を時折鑑賞しています。私の人生の伴走者です。
今日のはてなの書き込みは、ちょうど三十回目にあたります。何を書かせてもらおうかなと
少し考えました。平凡な主婦である私の一番の関心ごとは、やはり二人の息子のことです。
体のこと 健康のこと 仕事のこと 将来のことなど。たいがい心配性ですね (^_^.)
上記の歌、四首は、もう10年以上も前、子供たちが思春期だった頃、慰められた歌です。
もういい青年になっているのに、母は成長していませんね。
今日もお弁当を作ってもたせ、一日無事を祈っています。
こんな私の気持ちを晶子さんはどう思われるでしょうね
はてなに書き込むことで、少し客観的になれたような気がします。
これからもよろしくお願いします (*^。^*)