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四季の移り替りを身近な草花や風景の写真で綴ります。

2011-3-4 雷様になった 菅原道真

東風吹かば  にほひおこせよ梅の花 主なしとて 春な忘れそ      菅原道真


菅原道真(845年8月1日〜903年3月)は
宇多天皇に重用され寛平の治を支えた一人で、醍醐朝では右大臣にまで昇りました。

しかし時の左大臣藤原時平に讒訴され昌泰4年(901年)1月25日 大宰府へ権帥として左遷され、
延喜3年2月25日(903年)現地で没しました

死後天変地異が多発したことから、朝廷に祟りをなしたとされ、天満天神として信仰の対象となりました。 

ところで、天満宮天満神社)が、全国各地の神社の中で一番多いそうです。
雷が道真公の恨みの化身と信じた昔の人々は、自分たちの村に雷が落ちて被害がでると困るので、

競って神社を建て、道真公を祭神としてお祭りしたのだそうです。

御霊神社の代表格ですね。数えたところ全国に150以上ありました。
今では、漢文、和歌をよくした道真公を、学問の神様として天満宮に祭っています。

受験シーズンには入学祈願で賑わいますが、私は何事によらず神頼みはしないので、行ったことがありません。

最近世間を騒がせている、携帯電話を使ったカンニングを、学問の神様はどのよううに見ていらっしゃるのでしう。
なにも有名大学に合格しなくても、人生にはいろいろ勉強するべきことがたくさんありますよね!

九州、大宰府天満宮では道真公にちなんで、梅ヶ枝餅が名物として売られています。

さだまさしさんの歌には、天神様の境内で、君が一つ、僕が半分梅が枝餅を食べたと歌われています。

飛び梅になって貴方のもとに飛んで行きたいと願う切ない恋の歌です!

私も別れた恋人のところへ飛んで行きたいな〜〜 (*^。^*)