hoop-photolife

四季の移り替りを身近な草花や風景の写真で綴ります。

2011-3-25  「今どこにいますか」  加藤登紀子 

今回の東北地方を襲った巨大津波は、数多くの命を奪いました。

父を、母を、娘を、息子を 姉を 兄を、妹を、弟を、祖母を、祖父を。

大きな数字の一つ一つが、かけがえのない家族だと思うと、やり場のない怒りがこみ上げてきます。


加藤登喜子さんが、被災者の皆さんに歌を捧げておられます。

知り合いの方にユーチューブの動画を教えていただきました。http://www.youtube.com/watch?v=rE6u_5r-KvA

その中で、悲しかったら、地団駄を踏んで悲しんでいいんだよという歌詞がありました。

三〇年前、父を病気で亡くしたときの、地団駄を踏んで悲しんだ想い出がよみがえりました。

長男を抱えて、誰も見ていないような路上で、もしかすると我が子はびっくりしたかもしれませんね。

被災者の皆さんにも、悲しみを心に包み込まないでほしいと思いました。

家族を失った悲しみを、みんなで分かち合いたいですね。

登紀子さんも高ぶる気持ちを抑え込むように歌われていました。